先週Mitsubishi Motorsは最新のコルト ラリアートバージョン-R (Colt Ralliart Version-R)を発表した。2年の研究開発を経て、小さな爆弾のように刺激的で魅力的なコルトが、縦横無尽に日本を走りまわれるようになったのだ。
三菱は日本国内および海外の最良のジャーナリストたちを箱根に招き、試乗会を行った(といっても、海外メディアはわれわれだけだったが。でもこのことを私はいつもうれしく思っている)。ラリアートのエンブレムの入った新作をマニュアルとオートの両方でテストするためだ。
だがその前に、「舞台」を紹介しよう。箱根は山々とみどりに囲まれた景勝地として、国内はもとより世界中で知られている。まるで、くねくねと曲がる細い道がどこまでも続いていくかのような景色である。だが、これだけではない。箱根はドリフトレースでも名高く、しかもこの種目の発祥地でもある。2台のマシンが待つ試乗会場は、この道の奥深くにあった。ここに行き着くまでには、いくつものカーブがあり、なるほどドリフトにおいて箱根が名高いのもうなずけた。箱根の道は、日本の国道というよりも、難コースとして名高いニュールブルクリングのサーキットを思わせた。ちょうど、白熱したレースの後のように、路面は文字通りタイヤのあとでところどころ覆われていて、信じられないような光景だった。
この光景にすっかり刺激されてしまい、われわれが到着を急いだことはいうまでもない。到着までに1時間半かかったが、現地でわれわれを担当してくれた三菱のスタッフはとても親切で、すぐに2台のクルマの鍵をわたしてくれた。5速マニュアルと、オートマチックの2台だ。
このクルマについてはいいたいことがたくさんあるので、今日はその予告編にとどめ、来月この2モデルについての詳細な批評をしたいと思う。今日のところは、コルトラリアートバージョン-Rの短いビデオで我慢していただきたい。
Mitsubishi Colt Ralliart Version-R Preview
(WMV9HD 720p Torrent "Right click, Save as...")
Music by Patch-Work
ところで、主要諸元だが、コルトラリアートバージョン-Rは総重量1100kg、MIVECエンジン搭載となっている(154PS/ 600rpm)。30パーセント剛性を増したボディによって、よりパワフルな感覚が味わえる。このボディは、パワーアップしたエンジンとあいまって、マシンをより敏捷にそして頑丈にしている。マニュアル車のコルトもすばらしく、トランスミッションのバランスが絶妙だから、誰もが走るよろこびを味わうことができるだろう。ステアリングギアも安定しており非常に快適だ。マシンが、ステアリングにとてもうまく、しかも迅速に反応してくれるのだ。だが次回のおたのしみがなくなっては申し訳ないので今日はここまでにしておこう。
(それにしてもヨーロッパ人の私としては、他社にはコンパクトカーの超高性能モデルを欧米でも販売しているところがあるのに、このモデルが欧米で販売されていないのは本当に残念だ。というのは、コルト ラリアートバージョン-Rは非常に高性能で、しかも海外にはこのようなクルマがないので、もし販売したら必ずや成功を収めるだろうと思うからだ。)
Posted on 16/06/06 By G-A.G