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: レクサスIS250 テストドライブ、ハイビジョン

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レクサスIS250 テストドライブ、ハイビジョン

Tags: LEXUS, IS, TOYOTA, SEDAN, SPORT
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レクサスIS250 テストドライブ、ハイビジョン
高級セダンの世界では、BMW やベンツといったドイツ車がシェアの大部分を占めているということは認めざるを得ない。イギリス車やイタリア車もがんばっているが、しかしそれらは何よりも見た目重視でアートに近いものだ。

パリ、ニューヨーク、ロンドン、はたまた北京。どこであれ今は大金があればドイツセダンが手に入る。…以前はたとえ日本のメーカーがいいクルマを販売したとしても、ドイツ車に対抗することはできなかった。しかし、Cクラスや3シリーズが高級セダン市場の頂点を極めていた、そんな時代はもう終わろうとしている。レクサスIS250、IS350のリベンジだ(ちなみに、フランス人の私にとってベンツCクラスはおじいちゃんおばあちゃんのクルマである。いつも同じデザインで少し面白みに欠ける。また、BMW3シリーズは日本語でいう「暴走族」のイメージだ。確かに両方ともいいクルマだが、一番だとは思わないのである。レクサスをはじめとした日本車のほうが、性能面や快適さで進んでいる)。




Lexus IS250 Test Drive
(WMV9HD 720p Torrent "bouton droit, enregistrer-sous")
Music by Patch-Work

以前トヨタは、高級セダンをつくる日本の実力を示し、世界に衝撃を与えたいといっていた。その言葉どおりトヨタはレクサスによって、すでにアメリカでは目立つ存在だ。しかし、パイオニアであるトヨタがベンツやBMWと互角に渡りあうためには、それ以上のことをしなくてはいけなかった。おそらくこのISこそがそのもっともすばらしい成果である。だがこれは序章に過ぎない。レクサスはもっとわれわれをおどろかしてくれるはずだ。

アルテッツァジータも「コンパクト・ラグジュアリー・スポーツセダン」に分類されるが、レクサスISはこれにかわるクルマである。最後の二文字IとSが、インテリジェント・スポーツの頭文字であることからわかるように、このISはスポーティさとパフォーマンス両方を兼ね備えたラグジュアリーなクルマである。日本ではIS250(今回テストしたマシン)とIS350の2タイプが販売されている。両方ともV6エンジン搭載で、違うのはIS250のほうが馬力が少なく、204HP、2.5Lであることだ(IS350は306HP、3.5L)。このためたしかにIS250はわずかにBMW251iには及ばないが、より重いBMW330xiに比べると、IS350は50HPも大きいことになる。正直、運転すればこれはすぐに感じ取れる。

しかし、このような動力性能で、この競走馬のようなレクサスが路面にしっかりとくいつけるのかどうか、いぶかる向きもあろう。だが、私は「大丈夫だ」と即答したい。ISの走行性能は、車体を安定させるさまざまな機能を装備してるおかげで、非常によいものとなっている。たしかに、速さと滑走以外のものが嫌いであればこのような電気制御のマシンには物足りなさを感じるかもしれないが、無理を言っても仕方ない。もしこの種の満足を求めるのなら、ロータス・エリーゼや最近出たコルベットを買えばいいのである。だが、ISはインテリジェントスポーツという名前のとおり、紳士のためのインテリジェントなスポーツカーだ。無理にカーブを切るごとにスピンしやしないか心配しないで、安全にしかもパフォーマンスの高い運転をしたい人のためのクルマなのだ。だから、そういうことは求めないでもっとおとなしく運転したい人にとって、レクサスはまさにパーフェクトなクルマだろう。静かで、しかも走る喜びを提供してくれる。このISは「インテリジェントスポーツ」というその名に違わず、最先端のテクノロジーのおかげで、名ドライバーというわけではないあなたや私にも、スポーティな走りの楽しみを味わわせてくれる。

ISはデザインもよい。ここでも、エレガンスとスポーティさがうまく調和しているからだ。BMW3シリーズやベンツCクラスの数光年前とも言えるほど古めかしいデザインとは大違いだ。ISのデザインで面白いのは、老若男女とわず違和感なく乗りまわせるクルマだという点だろう。ISはすでに見たように走行面でも、また見た目的にもだれにでも似合うクルマに仕上がっている。

インテリアはどうか? もちろんこれもよい。ISはパフォーマンスやエクステリアのデザインにふさわしいインテリアを提供している。シンプルでエレガントなインパネ、どんな運転でも(つまりスポーティでもそうでなくても)快適なシート、オーディオシステムや高性能ナビなどだ。また、耳へのごちそうともいえるような高音質のオーディオがすばらしい。賞賛に値するのは、たとえば両手をハンドルに添えたまま変速できるパドルシフトである。他のクルマでは小さすぎて、まるで隠したがっているかのようだが、このクルマではそうなっていないのだ。大きいから使いやすい。それから、私と同僚はポジションメモリー機能を備えた電動調節シートが気に入った。たとえば、よく使うドライバーのために街乗りと高速用二つのシートポジションにくわえて、たまに運転するドライバーの分までもうひとつポジションを記憶させることができる。
だが、テスト中私を悩ませ続けたことがひとつだけある。それは左足で操作するパーキングブレーキだ。21世紀にもなって、まだメーカーがこれよりいいものを発明していないということが解せない。たったひとつの機能しかないくせに、ジョン・ロブとかベルルッティとかのいい靴(の左足)をだめにしてしまうのである。さらに悪くすると左脚に跡が残っていたりする。これを最初に考えたひとは、生涯靴というものを履いたことがなかったのだとしか思えない。

結論するとこうだ。実は今まで私は、BMW3シリーズやベンツCクラスに街中で遭遇することにわりといらいらしていたし、にもかかわらずこれらに対抗できるクルマがないのにうんざりしていた。しかし、レクサスがそれにうってつけのクルマを発表し、しかもISがすばらしい出来だったので、私はベンツやBMWが高級セダンをつくっていたことを忘れることができた。すくなくともレクサスなら、BMWのように6ヶ月足らずで日に焼けてしまうシートを交換する必要もないし、8ヶ月でひびわれてしまうエアコンその他のスイッチを直す必要もない。ぜひ、レクサスのディーラーへ足を運び、「コンパクト・ラグジュアリー・スポーツ・セダン」の意味するところを実感していただきたい。

Posted on 08/06/06 By G-A.G

 
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