燃料費は上昇する一方の今日、自動車メーカーとしてはいかに燃費を向上させ、消費者のニーズに応えていくかは大きな課題のひとつである。ターボエンジンの改善やエンジンのサイズそのものダウンサイジングなど、具体的な方策は多々あるが、アイドリングストップシステムものひとつだ。すでに市場にも導入されているこのシステムは、赤信号などでクルマが停止すると同時に、自動的にエンジンをストップさせ、発進時にエンジンを再始動させるシステムだ。マツダは今回、独自のシステム「スマート アイドル ストップ システム(SISS)」を発表した。
従来のアイドリングストップシステムでは、エンジンを再始動させる際に、通常のエンジンスタートと同じようにセル式のモーターを使用する。それに引き換え、今回マツダが発表した新システムでは、停止状態のエンジンのシリンダー内に燃料を直接噴射することによって再始動させる「燃焼始動式」を採用していることが特徴だ。結果、従来のシステムよりも短い時間でエンジンの再始動を実現、乗っている人に違和感をほとんど与えない。燃費向上を目指したアイドリングストップシステムを導入しつつも、ドライブの快適性能にも配慮した新しい一歩だといえるだろう。
マツダ自動車の発表したところによると、新技術「SISS」は2009年中にも順次市場へ導入していく予定だという。
Posted on 15/09/08 By F.B