欧州ホンダから新型『JAZZ』(日本名・フィット)が発表された。外見から想像するのよりもはるかに広々とした室内空間を提供する5ドアハッチバック、新型の最大の特徴はその高い環境性能で、1.2リッターモデルで従来のCO2排出量129g/kmから120g/kmにまで減少させることに成功している(ちなみに1.4リッターモデルでは123g/km)。これからの都市型コンパクトカー業界に大きな影響をもたらさずにはいられない、そんな一台である。
エクステリア・デザインに関しては目立つ改善点もなく、ファースト・インプレッションとしては「革新的」というよりは「アップデート」のためのモデル・チェンジにすぎないような印象を受けるが、実はこれが大きな思い違いなのだ。従来モデルのコンセプトを踏襲しつつさらに改善、その室内空間は広々として使いやすい。リアシートの操作性も改善され、燃費向上、安全性能の向上(ホンダ独自のACE=アドバンスド・コンパティビリティ・エンジニアリング技術やVSAを搭載)など細かい配慮が隅々にまで行き届いている。その他にも、より幅広のタイヤが採用されていたり、サスペンションも特別に開発されていることにも注目しておきたい。
1.2リッターモデルの最大出力は90ps、燃費は5.1l/100km。1.4リッターiVTECエンジン搭載モデルでは、出力100psを発揮、燃費は5.3l/100kmに抑えられている。
Posted on 03/08/08 By F.B