世界初披露となるマツダのコンセプトカー、『風籟(ふうらい)』。TAS2008ではなく、NAIAS2008での堂々発表となった!
『アクセラ(マツダ3)』や『アテンザ(マツダ6MPS)』など、4気筒エンジンカーがロータリーエンジンカー『RX-8』のパワーを凌ぐようになった今、あえてロータリーエンジンにこだわり「Zoom-Zoom」なスポーツカーを誕生させた。アメリカのロードレースではマツダ車(MX-5ミアタ、日本名ロードスターなど)やマツダのエンジンを搭載したクルマの比率が高いことや、ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)を意識してのアメリカでの披露、それだけにファンの期待に応える超スポーティな仕上がりになっている。そうした背景に生まれた『風籟(ふうらい)』には、クラージュ(現オレカ)C65のシャーシを採用し、最大出力450psを発生するRenesisの3ローターR20Bエンジンを搭載している。
さらにBP社製のエタノール燃料を採用、ホモロゲーション未取得(公道での走行は認められていない)の純粋なレーシングカーでありながら、環境への配慮も忘れていない。エタノール混合のバイオ燃料、E10(エタノール10%、ガソリン90%)の実用化に向けて研究・開発が進められている今、マツダとしても「エコ・デザイン」への積極的な取り組みをアピールしている。
伝説のマツダ787Bの勝利からあと3年でまる20周年。いつの日か、ル・マン24時間レースにロータリー車が復活する日がやってくるのかもしれない。そんな期待を胸に秘めつつ、マツダのロータリーエンジンの新しい歴史に期待したい。
Posted on 14/01/08 By F.B