ファンの視線はどうしてもウルトラパフォーマンスの『GT-R』に集中しがちだが、日産が勝負を賭けているのは、実はこの新型スカイラインに他ならない。
発表されたばかりの新型『スカイラインクーぺ』は姉妹モデル(高級セダン『フーガ』や『スカイラインセダン』)のデザインを受け継いでいて、特にそのフロントフェースなど、全く同じラインを踏襲している。それでいて、見た目にも好印象な、いい仕上がりになっている。12世代目となるこのモデルに搭載されているのは、VQ37VHR V6エンジンで、最大出力は330psとオリジナルに比べて25馬力アップの快挙を遂げている。
スポーティな外見にもかかわらず、前世代モデル同様、蓋を開けてみれば実は高級クーペ。インテリジェントキーシステムやHDD内蔵オーディオ・ビデオプレーヤー付きカーナビシステム、バックビューモニター、BOSE社製サウンドシステム、BlueToothハンズフリー機能、本皮製シート、ゼノンヘッドランプ、ヒーター付きドアミラーなどの装備を備えている。そしていかなる状況においてでも、ドライバーをしかりサポートするための、ABS/EBD/SRS/ASC/VDC/BAなどの技術も充実している。
販売価格帯は369万6千円(スカイラインクーペ 370GT)から447万3千円(370GT Type SP)。日産は、月目標販売台数は200台を設定している。
あとは、問題の6変速オートマチックトランスミッション。果たして、エンジンの実力に見合うものとなっているかどうか。その点については、テストドライブでじっくりと検証していきたい。
Posted on 03/10/07 By F.B