日本で安定した支持を獲得しているセダン、トヨタMark Xが元来の「伝統的な」スタイルを投げ捨てて、最近の風潮をあえて積極的に取り込んだ『Mark X ZiO』(ジオ)となって登場した。(はたしてステーションワゴンの派生モデルか?それとも低床設計のSUVというべきか?)
新型『Zio』、日本国内の系列販売店で9月26日から売出しが開始された。
「なぜゆえにこのドラスティックなモデルチェンジなのか?」その答えはどうやらトヨタの「4+Free」コンセプトに代表される、室内空間へのこだわりにあるようだ。セダンの名に相応しい「スリーモードキャビン」、セダンでありながら「ハイクラス」であることを第一とする「パーソナルセダンモード」、荷物スペースを最大限に活かす「アクティブワゴンモード」、3列目のパッセンジャーシートをアレンジし、乗車定員を増やす「フレンドリーミニバンモード」など、ユーザーの気分や必要に応じて自由にアレンジできるように設計されている。さらに6台のスピーカーとアンプシステムを搭載した「スーパーライブサウンドシステム」で、どこに座っていても快適な車内空間を実現している。
2.4L直4または3.5L V6の2種類のエンジンには、シーケンシャルソフトマチックが組み合わされて、ハンドルを握る歓びをじっくりと味わえるようになっている。走り出した怪物をスムーズに止めるには、4つのディスクブレーキと18インチアルミホイールが本領を発揮する。
いつものとおり、V6エンジンモデルは2輪駆動のみでの展開、かたや直4エンジンモデルはベーシッククラスから4輪駆動も用意されている。
トヨタのもうひとつのこだわりといえば、やはり安全性能。シート構造の設計(THUMS = Total Human Model for Safetyを用いた解析を行っている)はいうまでもなく、加えてSRSエアーバッグ、S-VSCパワー・ステアリング・ブレーキ制御システム、耐衝撃ヘッドレストなどなど数多くのパッシブ・アクティブセーフティー機能を装備している。
そして経済的でクリーンなエンジンも、規制の厳しい日本ならでは当然だろう。
一言でいうなら、変幻自在のハイテクカー。トヨタの月間販売目標は4千台とのこと、健闘を祈る!
Posted on 26/09/07 By F.B