スズキの中国戦略について以前紹介したが、今回は日本の自動車メーカーにとって、中国同様に重要なもうひとつの貿易相手国をとりあげよう。インドだ。
スズキは中国だけでなく、インドでもSX4セダンをはじめとした自社製品を生産・販売すると発表した。インドでの生産はハリアナ州マネサールの子会社マルチ・ウドヨグ社が請け負う。これにより、スズキはインド乗用車市場での更なる拡販を目指しているというが、確かにインドは経済的にも現在急激な発展をみせており、顧客の購買能力も飛躍的に向上しているため自動車産業にとって重要な市場であるといえる。
SX4は軽自動車にあたる(英語圏で「スモール・パッセンジャー」と呼ばている車種だ)。エンジンには1.6L4気筒エンジンを搭載。北米・日本(2006年秋販売)・ヨーロッパ(2006年3月より販売)・中国(2007年1月より)ではすでに販売されている。
スズキは最も将来性のあるインド市場に進出することで、世界レベルでの乗用車市場拡大を見込んでいる。同様の戦略をとるメーカーもすでに多いが、この傾向は今後ますます強まっていくことだろう。
Posted on 10/05/07 By F.B